受注生産60日後の納品会津塗漆芸ガラス伝統工芸士中村光彩作赤べこ額皿
漆芸ガラス箔押し額皿『赤べこ』について ゆらゆらと首を振る、張子人形である赤い牛は「赤べこ」と名づけられ、福島県会津地方の郷土玩具でもあります。
体色の赤は魔除けの効果があり、斑点は痘を表していると言われます。
天正年間に蒲生氏郷が殖産興業のために招いた技術者より伝わりました。
赤べこの諸説の一つとして、平安時代に蔓延した疫病を払った赤い牛や会津地方を襲った大地震により壊れた、会津柳津は「円蔵時・虚空蔵堂」の再建の際に活躍したという伝説が今も伝えられております。
9年前の大規模な東北大震災による復興、そして世界的な新型コロナウイルス菌による被害は大変な人々の苦悩であります。
そのような暗い日常生活の中で、明るい話題の一つとして、上記にように伝承されてきた赤べこを会津の地場産業の代表である伝統的な会津塗で表現致しました。
モダンな洋風ガラス皿に、日本の伝統的な漆器技法を用い、色箔押しで煌びやかに赤べこを描写致しました。
作者である会津在住の伝統工芸士「中村光彩」先生の赤べこは、震災の復興とコロナウイルス菌のいち早い終息を願う希望の光とも言えます。
以前から、中村光彩先生と当店でデザインや色彩などの打ち合わせを続けて参りましたが、先日伝統的会津塗箔押し赤べこ額皿が完成しました。
−店主−
- 商品価格:55,000円
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